2018年7月18日 (水)

今年もゴミグモに出会いました!

17今月7月初旬、雨上がりの農道ををウォーキングしていました。ふと見ると、何か見たことがあるような、虫らしき生き物が道路わきの草の上にいるのに気づきました。
たくさんの脚らしきものがあります。えーと!これ、なんだったっけ!と記憶をたどり、あっ、「ゴミグモ!」と思い当たりました。

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変な虫というより、クモの仲間だから厳密には虫ではないですよね。頭は脚の中に隠しています。突起がある部分が胴体です。右の画像をよく見ると糸らしきものが葉っぱの上にところどころ薄い白い線になって確認できます。

27_2頭を出したクモをヨモギの葉っぱの上に乗せました。頭と胸、お腹の部分がはっきりわかります。

それにしてもお腹の中央より後ろ側(お尻側)に全部で8個の突起がありますが、これはなぜ、突起になっているのでしょう。奇妙な形ですね。




20_3雨で濡れた路面に移動させて撮りました。よく見ると矢印の部分の脚が折れてしまったようです。移動したときに折れてしまったのでしょうか。そうだとしたらごめんなさい。この画像で見るまで全く気が付きませんでした。

ゴミグモはコガネグモ科に属し、あまり大きくならず、やや縦長の体格で、頭部と胸部がU字型の頚溝によって区別されるとのこと、また、腹部の形態は様々だが、多くのものは全体に縦長で♂は♀よりはるかに華奢であるとのことです。

一部の種は食べ残しの餌などのゴミを網の中央に縦に細長い形にしてつけ、クモが網の中心に下向きに静止すると、ゴミに紛れて姿がわかりにくくなり、カモフラージュの効果があると考えられます。ゴミグモの名はこれに由来しているようです。

次の2枚の画像、ゴミグモが隠れている様子です。昨年(2017年6月)のブログに乗せたものです。左の黒の矢印のところを大きくしたものが右下の画像です。赤い楕円、お尻の突起が上側、下側は畳んだ脚が確認できます。

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ゴミの中に隠れてじっと獲物を待っているのです。ゴミはクモの巣を張った中にあるのですが巣は糸が細くて画像では確認できません。ゴミだけが宙にあるように見えますね。

ゴミグモの大きさは♀が10~15mm、♂は8~12mmだそうです。

 

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2018年7月10日 (火)

アオバハゴロモを見つけました!

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最初にアオバハゴロモをブログに載せたのは、2014年7月12日です。そして今回ほぼ4年ぶりに我が家の庭さきで一匹のみ見つけました。前回は確かアジサイの幹に白い粉を吹き付けたような感じで複数いるのを乗せています。その画像を右に紹介しましょう。

 前回の画像とは全く違い、我が家の庭で一匹のみ見つけました。

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何か魚のようにも見えます。

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尻尾のようなものを体にくっつけていますが、これは動くたびに取れていきます。身を守る衣装のようなものなのでしょう。

Aoba_2私の手に乗せることができました。私の顔を見ているのでしょうか?いや、そうではなくて多分カメラのレンズをじっと見ているのかもしれません。

白い足と黒い目がはっきりみえます。6㎜くらいの大きさなので本当に小さい幼虫ですが、足が6本あるので、確かに昆虫です。この画像では体を覆っている白く薄いものは殆ど取れてしまったのか確認できなくなりました。

Dscn4478が別のところに置くと、やはり尾のようなものが確認できます。

アオバハゴロモはカメムシ目ヨコバイ亜科の虫です。
成虫はグリーンで、体形は同じでも翅があるのが成虫、白い粉をまとっているのが幼虫ですが粉は落ちやすく枝に白い粉が付着します。

アオバハゴロモは卵で越冬、5月ごろ孵化し、夏の後半に幼虫から成虫になり、秋ごろまで生きて卵を産み一生を終えます。成虫も幼虫も植物の樹液を吸う吸汁性害虫で、その排泄物も植物に害を及ぼすことがあります。

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木などに留っている横から見た姿がかわいく、人気がある虫のようですが、稙物(木)に害を与え、成虫は瞳(黒目)が点のように小さく、また頭の背側から見ると怖い顔をしているので、私はあまり好きではありません。瞳が黒くはっきりしている幼虫のほうががわいいです。

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2018年7月 7日 (土)

モンシデムシ・・・2年ぶりです!!

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ほぼ2年ぶりに「マエモンシデムシ」に出会いました。前回は画像があまりよくなかったので、今回はしっかり撮ったつもりです。家の勝手口の外側にあるの水道の水を溜める桶の縁にいるのを見つけました。

Dscn4357背に堅い鎧のようなものがあります。そして触角の先がオレンジ色の球が」くっついているように見えます。

しかし、触角の先は櫛のようなっていることが解りました(次の画像。) 多分、触角で臭いや硬さなどを感じるようになっていて、人で言えば手の指や鼻のような感覚を感じる組織かもしれません。そして、触角を閉じたり開いたりさせて、餌などを探しているのかもしれません。

また、背に堅い甲羅のような組織があることが解ります

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ところで、「シデムシ」という名は漢字で書けば「死出虫」と書くのだそうです。その由来は、動物の死体に集まってそれを餌とすることで有名な甲虫であるとのこと、死体があると出てくるため「死出虫」と名づけられたことによるそうです。また、死体を土に埋め込む習性を持つものもあるため、漢字では「埋葬虫」と表記することもあるとのことです。

モンシデムシ類はほとんどが死肉食、あるいは死体や糞に繁殖するハエの幼虫を捕食するなど動物の死体に依存した生活を送っているそうです。

 

また、特にモンシデムシは、家族での生活、すなわち亜社会性の昆虫であり、雌雄のつがいで小鳥やネズミなどの小型の脊椎動物の死体を地中に埋めて肉団子に加工し、これを餌に幼虫を保育するとのことです。親が子に口移しで餌を与える行動も知られていて、甲虫では他に見られないものだそうです。

動物の死骸なども、きれいに掃除してくれる貴重な虫なのだと初めて知りました。

何かシデムシさんをちょっと尊敬しちゃいました。

 実は現在、大雨特別警報が西日本に出されていて、何時逃げ出そうかとテレビを見ながらこのブログを書いています。余裕などないつもりなのですが・・・・・あっ、また、雨が降り出しました。さあ逃げようかな!!!

昨夜も地区のコミュニティセンターで泊まりましたよ。

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2018年7月 4日 (水)

コクロアナバチの残酷な生態に唖然・・・・・・

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リビングの隣の和室の柱に虫が止まっていました。6月22日のことです。ハネアリかもしれないと思いました。でも黑っぽかったから、シロアリではないとは思いましたが、一応シロアリではありませんように!と祈りながら、撮りました・・・・・余裕!!

虫は部屋の中をあちこち飛び回っては止まりました。私は虫の後を追って、虫が止まるたびにそっと近づいて撮りました。右の画像は逆光になって黒っぽく写ってしまいました。

羽蟻のようにも見えますがよくわかりません。胸と腹の部分がすごく細い管でつながっているようです。

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指を出すと乗ってきました。素直な虫です。この時点では蟻の仲間だと思い込んでいましたので、別に怖いことはありませんでした。

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写真を撮ってよく見ると胸と腹の部分がすごく細くて食べたものが通ってお尻まで行くのかなと不思議に思いました、それにしてもよくぞ折れないものですね。こんな細長いウエストの中がどうなっているのでしょう。細くて丈夫な管が通っているのでしょうか。

蟻ではないと思ったものの、虫の種がわかりません「ウエスト部分が細長いハネアリのような虫」とか、「アリに似た虫」などで何度検索しても見当たりません。あきらめかけていたのですが、やはりすっきりしないしなくて、「ハネアリに似た虫」などで画像を見ていて、ついに似た虫を見つけました。

蟻の仲間ではアリませんでした。ハチの仲間だったのです。

名前は「コクロアナバチ」です。体長は18~22ミリ(クロアナバチは25~30㎜)なので、コクロと名前が示すように、クロアナバチよりも小さめなハチです。既存の穴や竹筒などに巣をつくり、枯草で巣穴の栓をし、ササキリ、ツユムシ等キリギリス科の生きた昆虫に卵を産み、孵った幼虫はその生きた虫を食べながら大きくなるそうです。新鮮な生きた餌を得るため、幼虫は虫の内臓は最後に食べるとのこと、何と言っていいか・・・・驚きです。生きるためとはいえ、小さな虫でもかなり残酷な生態をしているのですね。虫に生まれなくてよかった!!!

頭の正面から見ると白い顔をしています。Yjimage4_5
顔は白くても体は黒い・・・心も黒いのかもしれませんね。

虫の世界と言えど、生きるための残酷さを知りました。

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2018年6月15日 (金)

今年の玉葱の収穫!!!

Dscn3812_2昨年の10月末、植えつけた玉ねぎを先日収穫しました。今年の玉葱は上手に育ってくれました。全部で500本以上あります。

雪解け後、3月下旬に追肥をしたのが良く効いたのでしょう。

Dscn41745月末になると右画像のように大きな葉っぱになりました。葉っぱ(ネギ)をお肉やジャガイモなどと一緒に炊いて食べることもできます。おいしいですよ!

Dscn4262左の画像のように茎が倒れたら一週間以内くらいに収穫します。

収穫後、1~2日後に片側に7~8個づつ茎を紐で結びます。(画像下の右)

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Dscn4282風通しの良い屋根の下に下げる棒などを渡し、架けていきます。

このまま茎の付け根あたりがよく乾燥するまでおいておきます。人によっては来春までこのままの状態にしておき、少しづつ外して食べてもよいです。

玉ねぎは秋植えて、春、収穫するので虫がつくことはまずありません。無農薬で十分美味しい玉葱を食べられます。

私の菜園では現在トマト、ナス、ピーマンなどのナス科野菜やのほかホウレンソウ、小松菜、ネギ、かぼちゃ、キュウリ、オクラ、サトイモ、サツマイモ、大根などがすくすくと育っています。ジャガイモは花の季節がほぼ終わり、地下でイモ(地下茎)が大きく育っている時期です。茎が枯れる7月の中旬までに収穫します。

また、キャベツは蝶が卵を産まないように細かい網でトンネル状に覆って栽培しています。野菜の栽培方法など何も知らなかった私が、村の高齢の方たちに教えていただきながら、かなり上手に野菜栽培できるようになりました。

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2018年6月11日 (月)

見つけたキノコは「スジオチバタケ」といいます

Dscn4135_25月中旬、自宅近くの雑木林に小さな傘の白いきのこを見つけました。枯れた落ち葉の間から伸びていて、触れてみると茎も傘も硬く、乾いているようです。

木などに出るキノコには、さるのこしかけのように堅いものがありますが、地面から直接このような小さな堅いキノコが出ているを見たのは初めて?・・・・

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傘の表面も裏側も溝(他に言い方があるのかもしれません)が荒く、また深く、このようなキノコもあるんだ~~!!もしかして新種かも・・・・・!!!と思いました。

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種名の検索に結構時間がかかりました。種名が解った時はうれしい反面、新種ではなかった残念な気持ちも起きました。

このキノコは「スジオチバタケ」と言い、キシメジ科ホウライタケ属に分類されています。






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2018年5月23日 (水)

撮っていたのは「アナグマ」でした。

Dscn4015_3 4月19日の午後、夫を見舞った帰りに車で走っていると、川の向こうの牧草らしき田んぼの中に何か野生っぽい動物がいるのが見えました。直線距離で200mくらい離れていたのでタヌキにみえ、車を止めて撮りました。タヌキは日中、我が家の庭にも出てくることがあります。我が家に出てくるタヌキよりちょっと大きいかったので、・・・・もしかして太ったタヌキかもしれない・・・・・?なんて思ったりして・・・・・

Dscn4017_2その後、名前を調べる時間がなくてそのままにしていたのですがやっと調べてみました。画像をよく見ると、鼻先のあたりが白っぽく写っていることに気付きました。

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ちょうどこちらを向いた時、シャッターを切りっていたので、種名を調べてみました。タヌキではなく、もしかして、アナグマ???

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正式な名前は「ニホンアナグマ」、食肉目イタチ科アナグマ属でした。

本州、四国、九州、小豆島に住み、一般的に11月下旬から4月中旬まで冬眠する(しないものもいる)とのこと、平均気温が10度を超えるころ冬眠から目覚めるとあるので、私が撮ったのは多分、冬眠から目覚めて間もない時期だったのでしょう。土を掘って好物のミミズやコガネムシの幼虫をなどを探していたのでしょうね。

体型は40~50cm、尾の長さは11~14cmでずんぐりして、体重は12~13㎏だそうです。

この画像を撮ってからもう一カ月以上経ちました。もしかして、彼らはもうすぐ親になるのでしょうね。

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2018年4月24日 (火)

残念!!ベニモンアゲハではなく「ジャコウアゲハ」でした

前回の「奄美諸島以南に生息するアゲハ蝶だった」は実は「ベニモンアゲハ」ではなかったのです。本名は「ジャコウアゲハ」でした。とてもよく似ていますがベニモンアゲハは2枚目の翅に目立つ白い紋があったのです。私は♀と♂は少し違う場合があったり、白い紋は黒い翅で隠れていると思い、よく調べもせず、名称を付けて載せてしまいました。このブログを見て教えていただいた方にお礼申し上げます。奄美以南から春先に南風に乗って蝶がやってくるなど殆どないのでしょうね。

また、「ジャコウアゲハ」は絶滅危惧種に指定されているようです。体が赤い方が♂で黒っぽい体をした方が♀のようです。画像を見ると翅の紋も赤いものや白いものがいるようです。

ジャコウアゲハの幼虫を一昨年の秋摂って保存していたものを紹介しましょう。県道のアスファルトの上を車にも引かれず歩いていたのです。ウォーキングの途中でした。

022_2丸い棘のような突起を体中に持ち、体の一部分が白く後ろの方にも白い部分が少しありました。このような芋虫を見たのは初めてで、何という虫の幼虫か随分探しまくりました。やっとわかったのがジャコウアゲハの幼虫でした。そしてジャコウアゲハとはどんな蝶だろうと調べていたのに、この春はすっかり忘れて、沖縄あたりから暖かい風に乗って飛んできたベニモンアゲハかもしれないと思ってしまったのです。

調べていませんが、もしかして、ベニモンアゲハの幼虫もこの幼虫にとてもよく似ているのではと思えます。


教えて下さった方に、お礼申しあげます。ありがとうございました。

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2018年4月21日 (土)

大発見!!奄美諸島以南に生息するアゲハ蝶だった!!

4月19日の午前9時30分ごろ撮ったアゲハチョウの名を調べてみると、なっ、なんと奄美諸島以南に生息するチョウだった!!

えっ、なぜこの季節に兵庫県の豊岡市にいるのよ???どのように飛んできたの???とても不思議です!!でもベニモンアゲハだと思います。
Dscn3929_2忙しかったので摂った画像をパソコンに取り込んだままにしていて、やっと調べてみて驚いています。

こんなことってあるのでしょうか。いや、あったのです。

蝶は動きがすごく鈍くてほとんとじっとしていました。

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まさか毒を持っている蝶だとは知らず・・・・ほとんとじっとしていたので、簡単に手に乗せることができました。

蝶はあまりの寒さに体(翅)を動かしにくかったのかも知れません。

口が巻いているので蜜を吸うのでしょう。そういえばこの季節、野外ではこの大きさの蝶の食事になりそうな花は咲いていません。

じっとしていたのはお腹が空いていたか・・・・または長旅で疲れ果てたのかも・・・・・

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もしかしたら名前が違う蝶かも知れません。ご存知の方、教えてくださいね。

か弱い(?)チョウが奄美諸島などの緯度から関西まで飛んで来るのかも不思議です。

暖かい風に乗っていて運ばれてきたの知れませんね。

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2018年3月21日 (水)

出石・有子山城跡へ登る!

実は出石城跡へ登ったのは昨年の6月11日、午後4時を過ぎてからです。山上の城跡はいつも下の町から見ていましたが、女性登山者が降りてくるのをみて、暗くなるまでにはまだ3時間以上あると思い、私も一度登ってみようと思い立ちました。

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右画像は撮る位置を少し変え、山頂部を大きくしたものです。立派な石垣が見えます。

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左の画像は今年の2月、有子(ありこ)山頂の石垣に雪が積もった時のもの、撮る位置は先の画像より西寄りの道路際で、画像の山頂付近を拡大したものです。画像の左下の部分に山頂の城が廃城となった後に建てられた現在の城の石垣らしきものが写っていました。(矢印)。

次の画像から登山が始まります。

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鳥居をくぐり、出石城を横目に階段を上っていきます。

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階段を上りると、遊歩道の⇒があり、小さなお堂と筧から水が落ち、そばに杖らしきものが置いてありました。

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かっての出石城は1574年(戦国時代)、山名祐豊によって有子山に山上部(詰の城)と山麓に居館部(下館)が築かれました。が、羽柴秀永によって落城、山名氏は滅亡しました。

羽柴秀永は山上部の石垣づくりを改修、その後、小出氏が城主のころ、麓の居幹部に近世城郭、出石城が築かれ、一刻一城令で、山上の有子城は廃城となったそうです。

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本丸まで850mの看板があり、、このあたりから徐々に急斜面を登るようになりました。スタート地点から山頂までは一kmくらいなものだと思います。

手で掴みながら登るようにロープが張ってありました。

急斜面が続き、息も絶え絶えです。でも急がないと暗くなってしまうと思うと気が気ではありません。一生懸命ロープに頼りながら登りました。

やっと本丸まで300mの道標が見えたのですが、え~~、まだ300mもこのような急斜面が続くの?・・・・・引き返そうかと思ったのですが、丸太の階段を登ったあたりからやがて道が平坦になり、大きく山をぐるっと回っているような感じになりました。

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急ぎ足で進んでいると登山道のわずか下に石組が見えました。次の画像の左がわです。真ん中の画像は石組を上から撮りました。後で調べて解ったのですが、この石組は井戸の跡だそうです。息絶えだえで登ってきたので、画像が、ぶれています。
山上は水がありません。このあたりまで下って井戸を掘って水を確保したのですね。水は山上で生きていくには、いつ降るかわからない雨に頼るわけにはいきません。水汲みは重要で、大変な作業だったと思われます。
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急ぎ足で歩きながら進みました。道はぐるっと大きく山を回っているように感じました。

やがて石垣が見えてきました。が、ブルーシートで三カ所ほどが覆われていました。また、石垣のすぐそばの土が流れ落ちたような部分がありました。温暖化で大雨が降る最近です。城山は徐々に崩壊しているのでは・・・・?登山者の中には私のように思った方もいらっしゃるかも・・・・。石垣がロープと網で支えた箇所がありましたが、山頂の北西から北にかけては町から山頂への角度が急峻で、下に町があることを思うと、大雨の時などちょっと怖い気がしました。

網を張った石垣の下に道標がありました。左矢印は「主郭」、右矢印は「千畳敷」となっています。私は主郭の方に進みました。

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次の画像、立派な石垣が見えてきました。今のような重機はない当時、このような山上にどのようにして石垣を建設したのか?また、これだけの量の石をどのようにして集めたのか?・・・とても不思議です。

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山上の東屋に城跡の説明と曲輪の位置がが記してありました。

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出石の町と出石川、遠くに豊岡市が見えています(次の画像・左)。絶景です!!。また右の画像は城山の石垣から下向きを見て撮ったものです。画像左下に人家が多数みえています。また、石垣の下からロープが一本、そして杉の倒木が一本写っていますが、これは杉が下に流れ落ちるのを防いでいるのかもしれません。

先の画像、たくさんの曲輪(くるわ)が記してありますが、曲輪(くるわ)とは城や砦の回りに築いた土塁や石垣・堀などのことで山城では自然の斜面やこれを補強した切岸が防御施設代わりになるそうです。

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本丸(山頂)の多分、東南東?側に、小さな谷を挟んで山頂より少し低い丘のような部分がありました。この丘は城跡が邪魔をして下の町からは見ることはできません。なぜ山上にこのような小さな谷があるのか不思議でした。長年の雨で地殻の弱い部分が流れ落ちたのだろうか???雨で土が流れたのなら石が残っていそうですが、あたりにそのような石はありません。不思議ですね。

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斜面に、つい最近切り倒された杉が見えました。

帰宅後、調べて解ったのですが、この丘の面積は長径120m・短径50m(ちなみに山頂部は50m・30m)だそうです。

帰宅後、この丘について調べてみると・・・・・「山頂と丘の間の狭小な谷はかって本丸部分と連続する尾根であったか、または頂点を一つとする箇所であったかもしれない。山を削り、その土を山頂と千畳敷の盛り土として使われたのだろう。」と書かれた方がいらっしゃいました。本当にそうかもしれません。山頂の石垣の石はその時、掘り出したものかもしれないと私は思いました。下からこれだけの石を持ってくるなどとても大変なことです。とにかく昔の方のやられたことは本当にすごい!!と思いました。

また、丘について次のようにも述べられています。千畳敷と本丸・第一・第二・第三郭などのグループを完全に切り離し、千畳敷における居館エリアを独立させ、相当数の居住建築物があったと思われるということも述べておられます。私もそうかもしれないと思いました。この記事を知るまではとても不思議だったことが解けたように感じました。

 ここで、山上と山上近くで見つけた生物を紹介しましょう!左は赤茶コガネ・右はアリの巣です。

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次の画像はスズメ蛾の幼虫?かもしれません。蟻の餌になっています。上手に分解するものですね。生物の掃除屋さんです。

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このキノコは先ほどの谷にありました。きのこは似たようなものが多く、名前の特定はできませんでした。でもいい臭いで美味しそうでした。

左のキノコの右側にワラビが一本伸びかけていました。

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 さあ、これで登山は終わりました。今度は下山です。暗くなるまでには無事に下山できるよう祈りながら、来た道を降りていきました。

 念願だった有子山登山は無事、終了です。クマなどに出会わなくて本当によかったです。

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