コチャバネセセリの複眼
今年の7月末、玄関横の柱に小さくかわいいチョウが羽を休めていました。
調べてみるとチョウの仲間でセセリチョウ亜科のコチャバネセセリといい、タケ・ササ類の生える林緑などに生息し各種花の蜜を吸って生きているとのこと、前翅長が14~18mmと記してありました。
画像を大きくしてみました。黒い大きな瞳が特徴でしょうか。おっと、いけない、昆虫なので瞳ではなく、複眼ですね。また、触角の先がちょっと太くなっています。
高地や寒冷地では年1回、暖地では年2回(春と夏)発生、春型は黒っぽく夏型は茶色っぽいとのことで、私が撮ったものは7月、夏型です。
また、幼虫で越冬するのだそうです。
右の画像は夕方、撮ったものです。我が家が気に入ったのか、それとも帰り道が解らなかったのか、別の柱に留っていました。
この画像には赤い矢印の先に口吻(蜜の吸収管)が写っていました。柱に蜜があるはずがないのに、なぜ、口吻が写っているのか、ひょっとして眠る時は口吻を伸ばして眠るのでしょうか???
虫の種により、様々な生態を持っていて、どんなに小さくとも、親が何も教えなくてもちゃんと生きて子孫を残している・・・・たかがムシ、されどムシ・・・・・立派ですね!
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