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2018年8月

2018年8月26日 (日)

コチャバネセセリの複眼

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今年の7月末、玄関横の柱に小さくかわいいチョウが羽を休めていました。

調べてみるとチョウの仲間でセセリチョウ亜科のコチャバネセセリといい、タケ・ササ類の生える林緑などに生息し各種花の蜜を吸って生きているとのこと、前翅長が14~18mmと記してありました。

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画像を大きくしてみました。黒い大きな瞳が特徴でしょうか。おっと、いけない、昆虫なので瞳ではなく、複眼ですね。また、触角の先がちょっと太くなっています。

高地や寒冷地では年1回、暖地では年2回(春と夏)発生、春型は黒っぽく夏型は茶色っぽいとのことで、私が撮ったものは7月、夏型です。

また、幼虫で越冬するのだそうです。

Dscn4608_2_2右の画像は夕方、撮ったものです。我が家が気に入ったのか、それとも帰り道が解らなかったのか、別の柱に留っていました。

この画像には赤い矢印の先に口吻(蜜の吸収管)が写っていました。柱に蜜があるはずがないのに、なぜ、口吻が写っているのか、ひょっとして眠る時は口吻を伸ばして眠るのでしょうか???

虫の種により、様々な生態を持っていて、どんなに小さくとも、親が何も教えなくてもちゃんと生きて子孫を残している・・・・たかがムシ、されどムシ・・・・・立派ですね!

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2018年8月25日 (土)

シオヤアブがキッチンの窓に来た!不思議な体??

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8月7日、ダイニングルームの掃出し戸にムシヒキアブの仲間のシオヤアブが留まっているのを見つけました。肉食昆虫であるシオヤアブは日本全土に生息、他の昆虫を捕食したり、時には哺乳類や爬虫類まで刺すこともあるそうです。

彼らのその口器を次の2枚の画像で見てください。 ⇒が口器です。太い針のような口を獲物にグイと差し込んで体液を吸うのでしょうね。オオ怖い!!

Dscn4659複眼で睨まれるだけでも怖いのに、太い針のような口唇で刺されたら、さぞ痛いでしょうね。人でも刺すそうですから要注意です。

私は人を刺すことなど何も知らずに平気で写真を撮ったのですが、知っていたら、彼のすぐそばにカメラのレンズを向けて撮ることなどとてもできなかったかも知れません。アブはカメラを向けてもじっとしていました。

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私が近づいてカメラを向けるのに気づいたらしく、彼はあちこち飛んでは止まるのを繰り返しました。うるさい追っかけばあさんだなあ!!と思ったことでしょうね。でも、彼はじっとしてカメラに納まってくれること度々・・・・出演料は払えないけど、とりあえず、撮らせてくれてありがとう!!

頭から胸にかけてはかなり毛深いです。

アブをこんなに大きくしてみたのは初めてでした。複眼の間にあまり長くない触角が2本確認できます。

Dscn4662右の画像はスポンジを足(手?)で掴んでいます。というより、停まった場所がスポンジだったのでしょう。ちょっと不安定な状態でしたが、私が撮るのを待っていたのかもしれません。

Dscn4663同じスポンジを掴んでいるのを角度を変えて撮りました。

左の画像をよくみると背中の蓋のようになっている部分が上向きに開いているように見えます。手?(足?)の付け根あたりの様子が写っているような???

こんな画像、撮ったのはもしかして私が一番最初かも???

アブの右下側から撮ったので背中の蓋のように見える部分の内側が撮れたのかも知れません。

どなたか、せんせ~~い!!いらっしゃったら教えて下さ~~い!

ナナさんは、高齢になっても好奇心の旺盛な女性で~~す!!

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